PR事例

はじめまして、アシヤプランニングの柴田です。

芦屋のデザイン事務所でホームページやショップカード・パンフレット・商品のパッケージなどをつくったり、PRするためにお店の担当者と共にPR記事を作成したり、プレスリリースを作成しメディアに発信したりする…そんなお仕事に携わって15年経ちました。

Q.　さて、質問です。
貴方がショップオーナーで上の写真のアクセサリーを仕入れ、販売しようとしている…とします。貴方が作った…でも構いません。
Q-１．貴方が仕入れた場合、
貴方はこの商品の値付けを幾らにするか、どうやって決めますか？
Q-２．貴方が作った場合、
貴女はこの商品の魅力を他の商品と比較してどう特徴づけますか？
Q-３．貴方が仕入れや制作に直接携わらないオーナーだったとします。その場合、
貴方は仕入れ担当者が付けた値段、商品の特徴を「どう評価」しますか？

表題で「プロの職人さん、商品開発者、ショップオーナーが陥る３つのワナ」と記載しましたがここに記載した３つのクエスチョンにもワナが隠されています。

たとえば「プロの職人さん」は、自分にとっては当たり前、自分の技術がさほど大したものではないと自己評価を下げ、商品の値付けをする際、その制作時間を商品代金に載せないで材料費のみをベースに値付けをしていませんか？

同じく、商品の特徴を提案する際、作家としての自分に価値を見出しきれず、商品の素材などしか特色を打ち出せていなかったりしませんか？

仕入れて売る場合はもっと評価が厳しくなり、「どうせうちでなくても同じ商品売ってるしなあ…」と値下げする事でしか価値を見出せなくなる、「値下げスパイラル」に陥っていませんか？

オーナーが担当者を評価するのであれば、「売上げ」以外に価値を見出せなくなっていませんか？
担当者も社内の関係者でありオーナー程の責務を有していなくても身内です。
これらのワナを乗り越えて売りたい値段で商品を売る事に成功出来る担当者は非常に優秀、この人材が居ればコンサルは不要と言っても過言ではありません。
そのスタッフを褒めようと思ったら、オーナーの目も養わないといけません。

ここをまずしっかり見極めて、そこから販売計画を立てる。
営業計画を2年、３年スパンで綿密に立てる必要はありません。今回のコロナ禍のような非常事態に対応出来る営業計画は誰も立てられませんし、ある程度は臨機応変でいける方が時代の波に乗りやすく成功しやすい道筋が描けるので。でも、商品のコンセプト、売りが見えないまま舵を切るのはとんでもないこと。外の人だから見える魅力もあります。