お店のPR方法:事例6(個人・ZOOM着付教室・販売目標月商10万)

PR事例

こちらでは、実際にコンサルとして入った事例をご紹介いたします。

これはコロナ禍ならではの新ビジネス。ZOOMで個人レッスンを始められたお客様の事例です。
元々教室運営をされていらしたお客さまがコロナ禍においてレッスン参加者が減り、お教室も一時期休業に陥りそのままビジネスを閉じてしまいかけていた、そんな中でYoutubeでレッスンの様子をUPされていた経験値を活かし、お試しに無料サービスで既存の生徒さんにZOOMレッスンを呼び掛けたところ参加者が出来た…というところまでの作業となっています。

惜しむらくは、明確な価格設定をなさらなかったことと、レッスンのPRをしっかり行わなかったこと。
このお客様のご意向で、長くレッスンに通ってくださっているお客様にコロナ禍での楽しみを見出して貰えれば…、また、ご自身がZOOMレッスンに慣れていないので不備も多いしお金なんて取れないわ、と謙遜されたこと。

 少し乱暴な言い方になりますが、技術を持った大人が誰かの為に動いた時点で費用は発生します。
 ただ、特にレッスンのように「形に残らないもの」は主催者が言った「言い値」がそのままその商品の値段となり、一度「無料」にしたものは次100円でも値段を付ける事に躊躇してしまうものです。

でも、100円にために主催者が毎回キモノを着付け、レッスン風景を無理なく映すためにカメラをセッティングし、万全なWi-Fi環境下で生徒さんのログインを待つ…ありえないですよね。

 「ZOOMレッスン」は新しいビジネスの形となりつつあります。
実際に体験してみるとわかるのですが、英会話のような1対1のレッスンはお教室で複数人数の中の一人として授業を受けるより分かりやすく、雑音もないため先生の発音も聞き取りやすく、コロナ禍が落ち着いてからでも続けたいレッスンの一つと考えられます。
レッスン費も比較的安いのも特徴で、これから価格競争が発生するのではないかと思われます。
着付教室は開催者側はカメラやライトをセットし、全身が写る画角にも対応できないとレッスンの内容上かないませんが、このお客様はYoutubeを事前にされていらした事からその点がクリアされていました。

着付教室、直接行って先生からきちんと手ほどきを受けたいユーザーと、夜間などのZOOMレッスン(有料)の生徒さんと、両方こなされてもいいと思います。
レッスン費も無料はホントおやめになって、せめて1時間1000円だけでも取ってください。
そうすれば、新たなユーザーの開拓が可能になります。

今年は成人式も散々でしたがキモノを着るという文化が無くなるわけではありませんしね。
先生、応援しています。